8 eolからのデータ取得

Author
Affiliation

𠮷田政之

近畿大学経営学部

Published

2026/05/28

Modified

2026/04/17

1 eolとは

eol(イーオーエル)は、日本の上場企業の財務データを収録したデータベース。売上高・営業利益・総資産など、有価証券報告書に記載されている財務指標を検索・ダウンロードできる。

大学の図書館ライセンスを通じてアクセスできる。

2 アクセス・ログイン

  1. 大学の図書館ウェブサイトにアクセスする
  2. 「データベース一覧」または「電子リソース」から eol を探す
  3. 学内ネットワーク(または VPN)経由でアクセスすると自動的にログインされる

3 データの検索・条件設定

3.1 1. 企業・業種の選択

  • 「業種検索」から対象の業種を選択する
  • 複数業種を選択することもできる(例:ドラッグストア+家電量販)

3.2 2. 取得する財務指標の選択

「項目選択」から必要な指標にチェックを入れる。この授業で使う主な指標:

指標名 eol上の表記の目安
売上高 売上高(連結)
売上原価 売上原価(連結)
販売費及び一般管理費 販管費(連結)
総資産 資産合計(連結)
棚卸資産 棚卸資産(連結)

3.3 3. 対象期間の設定

  • 単年度データか複数年度かを選択する
  • 比較分析をする場合は同一年度(例:最新の本決算)に揃える

4 ダウンロード

  1. 条件設定が完了したら「ダウンロード」または「CSV出力」ボタンをクリック
  2. ファイル形式は CSV を選択する
  3. 文字コードは Shift-JIS(CP932) になっていることが多い(encoding="cp932" で読み込む)

5 Google Drive への配置

  1. ダウンロードしたCSVファイルを確認する(ファイル名が長い場合は分かりやすい名前に変更)
  2. Google Drive を開く
  3. 「マイドライブ」→「自分で作ったフォルダ」に CSV をドラッグ&ドロップでアップロードする
  4. Colab ノートブックから以下のコードで読み込めることを確認する
import pandas as pd
df = pd.read_csv("drive/MyDrive/自分で作ったフォルダの名前/ファイル名.csv", encoding="cp932")
df.head()

6 よくあるトラブル

症状 原因と対処
UnicodeDecodeError が出る encoding="cp932" を付け忘れている
列名が文字化けしている ファイルを Excel で保存し直すと文字コードが変わることがある。元のCSVのまま使う
数値が文字列として読み込まれる カンマ区切りの数字(例:1,234,567)が入っている。df["列名"] = df["列名"].str.replace(",", "").astype(float) で変換する