8 eolからのデータ取得
1 eolとは
eol(イーオーエル)は、日本の上場企業の財務データを収録したデータベース。売上高・営業利益・総資産など、有価証券報告書に記載されている財務指標を検索・ダウンロードできる。
大学の図書館ライセンスを通じてアクセスできる。
2 アクセス・ログイン
- 大学の図書館ウェブサイトにアクセスする
- 「データベース一覧」または「電子リソース」から eol を探す
- 学内ネットワーク(または VPN)経由でアクセスすると自動的にログインされる
3 データの検索・条件設定
3.1 1. 企業・業種の選択
- 「業種検索」から対象の業種を選択する
- 複数業種を選択することもできる(例:ドラッグストア+家電量販)
3.2 2. 取得する財務指標の選択
「項目選択」から必要な指標にチェックを入れる。この授業で使う主な指標:
| 指標名 | eol上の表記の目安 |
|---|---|
| 売上高 | 売上高(連結) |
| 売上原価 | 売上原価(連結) |
| 販売費及び一般管理費 | 販管費(連結) |
| 総資産 | 資産合計(連結) |
| 棚卸資産 | 棚卸資産(連結) |
3.3 3. 対象期間の設定
- 単年度データか複数年度かを選択する
- 比較分析をする場合は同一年度(例:最新の本決算)に揃える
4 ダウンロード
- 条件設定が完了したら「ダウンロード」または「CSV出力」ボタンをクリック
- ファイル形式は CSV を選択する
- 文字コードは Shift-JIS(CP932) になっていることが多い(
encoding="cp932"で読み込む)
5 Google Drive への配置
- ダウンロードしたCSVファイルを確認する(ファイル名が長い場合は分かりやすい名前に変更)
- Google Drive を開く
- 「マイドライブ」→「自分で作ったフォルダ」に CSV をドラッグ&ドロップでアップロードする
- Colab ノートブックから以下のコードで読み込めることを確認する
import pandas as pd
df = pd.read_csv("drive/MyDrive/自分で作ったフォルダの名前/ファイル名.csv", encoding="cp932")
df.head()6 よくあるトラブル
| 症状 | 原因と対処 |
|---|---|
UnicodeDecodeError が出る |
encoding="cp932" を付け忘れている |
| 列名が文字化けしている | ファイルを Excel で保存し直すと文字コードが変わることがある。元のCSVのまま使う |
| 数値が文字列として読み込まれる | カンマ区切りの数字(例:1,234,567)が入っている。df["列名"] = df["列名"].str.replace(",", "").astype(float) で変換する |